▲手際良く料理する利用者の皆さん
グループホーム結いでは5月11日、旬の孟宗を使った孟宗料理作りを行いました。利用者が自宅にいるときと同じように季節を感じてもらうために、旬の食材を料理するのが目的です。献立は、たけのこご飯、孟宗汁など4品。利用者は、孟宗の皮をむき包丁を入れたりと手際よく料理しました。
地域密着型ホームとして、例年では利用者の家族と一緒に行っていましたが、コロナ禍が収束しない中、利用者9人と職員で旬の春の味覚を楽しみました。
施設管理者の本田千枝さんは「皆さん協力し合い、おいしい孟宗料理が出来上がって良かった。『あなたが笑えば、わたしも笑う』の言葉を大切に運営して行きたい」と笑顔で話していました。
▲青年部員11人の思いをいっぱい込めて
当JA青年部新堀支部は5月24日、新堀地区門田の育苗ハウスで、東京、神奈川、千葉の3都県の小学校70校に教材用の「はえぬき」苗の発送作業を行いました。青年部による苗発送は、小学5年生の授業で庄内地方の稲作を学ぶことから、農業の魅力や食の大切さを知ってもらおうと31年前から行われています。
同支部の日向吉隆支部長は「興味を持って大切に育ててほしい。訪問する日を楽しみにしている」と話しました。
6月13、14日には、青年部員と女性部役員が苗を発送した小学校を訪問する「上京運動」を実施し、「米作りの先生」として庄内地方の農業や稲の管理方法などの授業を行い児童と交流する予定です。
▲研修に取り組む若手営農指導員
当JAは、若手営農指導員の米づくりに対する理解、指導スキルの向上を目的とした「実証田プロジェクト」を始めま
した。北平田地区に16aの実証田を設置し、ベテラン職員が若手営農指導員に米づくりのポイントや要点を指導します。
5月10日には田植えを体験。育苗ハウスから苗を運び出し、田植え機での田植えと手植えを行いました。営農販売部の佐藤正徳部長は「近年の職員は非農家出身者が多いため、米づくりを体験する機会を与えることで指導員育成を図っていく。今回の現場研修を有意義なものとし、1日でも早く農家組合員から頼りにされる営農指導員に成長してほしい」と意気込みを語りました。
▲誘引の仕方を説明するJA職員
JA庄内みどりぶどう出荷組合は4月5日、当JAが管理運営する大宮町のシャインマスカット栽培実証圃にてシャインマスカットの芽かき・新梢管理講習会を開きました。生産者や県酒田農業技術普及課、JA職員など55人が参加し、「大房でなく1粒重・粒張り重視」を目標に春作業のポイントを学びました。県酒田農業技術普及課は「主芽をかき取らないよう丁寧な作業を心掛けてほしい。ハウス内温度の上昇を防ぐため水稲育苗中の温度や外気温度に近い温度管理をするように」と呼び掛けました。
同日、通常総会も行われ、令和3年度産のブドウ販売実績や活動報告および令和4年度活動計画案など全4議案を承認しました。出荷は関東方面をメインに9月から12月にかけて行う予定です。
▲結束を図る田村久義組合長(左)、伊藤由理子生活クラブ連合会会長(中)、時田博機遊佐町長(右)
遊佐町と生活クラブ連合会、当JAは4月20日、共同宣言推進会議総会を遊佐町役場で開きました。3者は平成25年に「地域農業と日本の食料を守り、持続可能な社会と地域を発展させる共同宣言」を締結し、共同宣言事業の推進に向け連携を取っています。
総会では関係者29人が参加し、令和3年度事業報告と令和4年度事業計画のほか、まちづくり部会、環境部会、農業振興部会の各専門部会による事業説明について協議しました。全4議案を承認し、事業の発展のため、これからも情報を発信し、さらに結束を図っていくことを確認しました。
▲JA事業の説明を真剣に聞く女性総代の皆さん
当JAは4月21日、女性総代研修会をJA本所で開きました。女性総代を対象とした研修会は初めてで、昨年3月の総代選挙で選任された58人の女性総代のうち、30人が出席しました。
研修会では、JA業務の他、総代会資料に掲載される貸借対照表や損益計算書の見方のポイントを説明。また、実際にJA経営に携わる2人の理事から「女性の経営参画について」私生活との両立など身近な話を交えた講話を行いました。田村久義組合長は「女性ならではの視点で積極的にJAへ要望や提案をしてもらいたい」と呼び掛けました。
今後、女性総代が要望や意見を出しJAにあらたな風が吹くことに期待が高まります。同研修会は、今後も継続して行う予定です。
▲皆さまに安心と満足を提供するため今年も尽力します!
当JAは4月18日、本所で共済事業進発式を開きました。式には、JA共済連山形をはじめJA役職員、LAなど61人が出席し、普及推進の活動方針、事業目標を確認しました。
令和4年度は「3Q活動」を実践し「ひと・いえ・くるま・農業」の総合保障を提供。農業や地域社会とより深くつながり、安心・満足を提供していきます。共済事業のさらなる拡大を目指し、必達だるまへの瞳入れと「がんばろう」三唱
で士気を高めました。
田村久義組合長は「目標を達成するために一人一人が目標意識を持ち、支店、JAのチーム力を発揮してほしい」と激励しました。
▲健康増進と知的好奇心を満たすウオーキングを楽しみました
令和4年度第一回目のウオーキング具楽部が4月23日に開かれました。「JA健康寿命100歳プロジェクト」の一環として行っており、年々参加人数を増やしています。74人の参加者は約7?を元気に歩きました。今回は「浜畑ミステリースポット」と題して、浜畑地域(現在の栄町周辺)が昔、日本海からの強風で一面が砂原となり「谷地田」と呼ばれたころに、その開拓に挑んだ先人の功績や不可思議な「興屋の山」などを巡るコースでした。事務局の加藤敏福祉課長は「雨天の開催となってしまいましたが、健康増進のため楽しみながら元気に歩いて欲しい」と話していました。 今年度は全7回開催する予定です。
▲酒田チームの選手が元気よく選手宣誓を行いました
当JAは4月9日と10日、光ヶ丘野球場など4会場で第9回JA庄内みどり旗杯中学硬式野球大会を開きました。同大会は地域貢献の一環として、地域との交流や若者の健全育成を図ることを目的に毎年開かれています。
今年は、酒田、新庄、山形、おいたまの4チームと県外から招待した7チームの計11チームが出場。熱戦の結果、山形チームが優勝し、賞状や優勝杯、優勝旗の他、副賞として当JA産米「はえぬき」60?を手渡しました。
田村久義組合長は「お米をたくさん食べて心身ともに健康で練習に励んでほしい。選手の皆さんのスキルアップと選手同士の交流が深まることを期待している」と話しました。
▲自販機前の富樫副組合長とフルーツトマト
農事組合法人ファーム北平田(岡部博代表理事)では、いまだ収束が見通せないコロナ禍の中、4月1日から地元や近隣の方々がいつでも手軽にフルーツトマトを購入できるようにと、事務所西側に自動販売機を設置し販売を始めました。
同法人は、※県GAP認証を取得し、安心・安全な園芸作物生産に取り組んでいます。自動販売機での産直販売を発案した園芸事業担当の富樫悟副組合長は、「事前販売では採れたて、選果したてのフルティカは大好評で即完売しました。生産者もお客さまも皆が笑顔になれるように拡げたい」と力強く話してくれました。
販売品種は、4月〜7月頃まで「フルティカ」、8月〜10月頃まで「アンジェレ」、11月以降は「フルティカ」を計画しています。
※「GAP」とは「Good(よい)Agricultural(農業の)Practice(やり方)」の頭文字をとった言葉で、食品の安全、環境の保全、作業者の労働安全等の視点で、農業生産の全工程を管理する取組みのことです。
▲晴れ晴れとした青空のもと、テープカットを行いました
当JA庄内みどりは4月1日、融資相談を専門に行う事業所「JA庄内みどりローンセンター」をJA本所の隣(旧事故相談課)に開所しました。同センターは平日19時まで。土曜日は17時まで営業します。仕事帰りや家族そろってローンの相談をすることができます。
同日、開所を記念した式典を同センター前で、JA役員ら関係者30人が出席して新たな船出を祝いました。田村久義組合長は「地域の拠点としてお客さま、組合員の利便性を追求していきたい」と話しました。
○営業時間:平日8時30分から19時、
土曜9時から17時、日曜祝日は定休日
○電 話 0234?43?8601
▲選果作業を見て基準を確認する生産者
当JAは3月23日、東部選果場でアスパラガスの出荷目ぞろえ会を開きました。生産者を含めた約10人が参加し、本格出荷に向け品質基準や管理を確認しました。今年は、大雪・低温の影響で生育に遅れは見られるものの高品質で安定した販売が見込まれると説明しました。
JA職員と県酒田農業技術普及課は今後の管理について「霜の被害発生を防止する内張りカーテンの設置、状況に合わせた温度管理と潅水、換気に力を入れるように」と呼び掛けました。
その後、選果作業を見学し、穂先の開きや、曲がり、赤根、白根などの選果基準を実際に目で見て確認しました。今年は4.1haで38人が栽培に取り組み、10月中旬まで出荷が続く予定です。
▲JA職員から説明を受ける組合員
当JAと?みどりサービスは3月16、18、19日の3日間、酒田市と遊佐町の2会場で合同展示会「春一番フェア」を開きました。主要メーカーのトラクターや田植え機、耕うん機、溝切り機などの農機具の他、自動車やガス機器など生活用品が展示され、3日間で970人が来場しました。
フェアでは、直進キープ機能が搭載された田植え機の試乗会が行われ、最新技術について担当者と組合員が意見を交わしました。
当JA農業機械課の池田勝幸課長は「多くの方々に来場いただきうれしい。今後も新しい情報や技術を皆さんに届けていきたい」と話していました。
▲決意を新たに新会長の川俣義昭さん(右)と前会長の佐藤政和さん(左)
山形県地域営農法人協議会は3月7日、山形市で第6回通常総会を開催し、令和4年度事業計画等の議案が承認されました。また役員改選では、新会長に農事組合法人アグリ南西部(稲川・西遊佐)の川俣義昭さんが選任されました。
農業従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の増加などの地域課題やコロナ禍での柔軟な対応が求められる中、情報交換や県、JAグループなど関係機関との連携、法人経営の安定と地域を支える取り組みに一層の力を入れることや、スマート農業推進支援事業の取り組みなどが目標に掲げられました。川俣会長は「主食用米生産の目安減少や燃油、生産資材の高騰などは、法人経営に影響を与えている。情報発信に努めたい」とあいさつしました。
▲丸山市長の親書を持つ佐藤調整主任と高橋専門部長 ▲現地で啓翁桜を受け取る渡邊信裕総領事(右)
日本の春を彩る桜で親愛の気持ちを伝えようと、酒田市は同市産の啓翁桜を在ホーチミン総領事館へ寄贈しました。
3月2日、当JA花き部会花木専門部の高橋正幸専門部長が東部選果場へ啓翁桜100本を持ち込み、※市農林水産部農政課の佐藤圭吾調整主任が丸山至市長の親書を啓翁桜の箱に同封しました。
高橋専門部長は「コロナ禍の中最前線で働く医療従事者の方々や、現地の日系企業の方々へ日本の桜で元気を届けたい」、佐藤調整主任は「桜で応援と感謝の気持ちを伝えたい。来年はベトナムと日本の国交樹立50周年の年。交流を続けて良い関係を保っていきたい」と話しました。
※3月2日当時
▲2月18日、酒田市役所で ▲2月22日、遊佐町役場で
当JAは、令和4年度水田活用直接支払交付金の見直しについて、酒田市と遊佐町へ要請書を提出しました。
要請は、5年に1度の水張り要件を地域の実情に合ったものにすることや、牧草の単価について現行どおりの助成継続を国に働きかけるよう求めました。
▲サンプルを手に真剣に説明を聞く生産者
酒田市では2月中旬、コロナ禍の収束が未だ見通せない中、地域医療を守るために尽力している医療従事者に対し感謝の意を伝えようと、当JA管内産の啓翁桜を市内医療機関等81施設に贈呈しました。 2月18日には、白畑真由美健康福祉部長が日本海総合病院の島貫病院長と中村副院長兼看護部長に贈りました。 病院長は「職員一丸となり医療に対応している。皆、元気をもらえるのではないかと思う。エントランスなどに飾り、多くの皆さんから見てもらいたい」と、笑顔で話しました。
▲サンプルを手に真剣に説明を聞く生産者
促成ウルイが出荷本番を迎えています。JA庄内みどり遊佐畑作部会鳥海山菜専門部は2月4日、遊佐園芸センターで目ぞろえ会を開き、生産者や県酒田農業技術普及課、JA担当者ら17人が参加。サンプルで葉の色や規格ごとの大きさや収穫時の注意点の他、栽培での温度と潅水管理を徹底することを確認しました。
年明け以降は出荷量が少ない中、安定した需要が見込まれましたが、新型コロ
ナウイルスの需要動向への影響に注視が必要な状況です。同専門部の荒木崇専門部長は、「コロナに負けず高品質なウルイを出荷しよう。景気の向上を心待ちに一緒に頑張ろう」と呼び掛けました。
今年は管内で23人が約13.5 haで栽培。5月上旬までに約20tの出荷を見込んでいます。
▲枝の調製について説明する高橋専門長(右)と生産者
花き部会花木専門部は2月2日、酒田市役所で啓翁桜の目ぞろえ会を開きました。生産者や県酒田農業技術普及課など15人がサンプルを見比べて出荷規格を確認しました。枝の調製や管理、濃いピンク色の花を咲かせる技術なども共有した他、発生しやすい幼果菌核病を防ぐため、開花始期ごろの早めの防除を呼び掛けていました。
同専門部の高橋正幸専門部長は「生産者全体のレベルアップを図り啓翁桜の輪を広げたい。より多くの生産者から出品してもらい展示スペースを啓翁桜で埋め尽くせるよう切磋琢磨していきたい」と話していました。
2?3月が出荷最盛期。専門部では4月までに約20万本を関東方面をメインに出荷する予定です。
▲育苗ポットを温床ベッドに丁寧に並べます
当JA長ねぎ作業受託班による長ねぎ播種作業が進んでいます。
1月18日、大宮町のJA園芸用ビニールハウスで、長ねぎの播種作業が行われました。
受託班の7人が全自動播種機を使って育苗ポット300枚に播種し、温床ベッドに丁寧に並べて水をかけ、マルチで覆って保温します。
播種作業は先月7日から始まり、3月上旬まで10日間隔で作業を行い、定植は3月下旬から順次行う予定をしています。
令和4年度の長ねぎ作業受託面積は、12haを計画しています。
▲大会に参加する女性部役員
JA全国女性組織協議会は1月19日、第67回JA全国女性大会を開きました。昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用し開催。それにともない当JA女性部の本部役員を務める4人が、画面越しで大会に参加しました。
2022年〜2024年度の新3カ年計画として「JA女性 想いを一つにかなえよう」のスローガンを掲げ、具体的な目標として「つながろう」「まもろう」「かかわろう」の3つを取り
組むことに決定しました。
同協議会の加藤和奈会長が「できることから前進。これまでどおり活動することで課題を解決する部分が見えてくる」と呼び掛けました。
JA女性組織活動体験の発表などに加え、JA全国女性組織協議会の創立70周年を記念した講演も行われました。
▲協定書を手に左から丸山市長、伊藤会長、田村組合長、新田理事長
当JAと酒田市、生活協同組合庄内親生会、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会の者は12月27日、包括連携協定を締結しました。
相互の連携により、地域内で食[Food]、エネルギー[Energy]、福祉[Care]の循環を目指す庄内FEC自給ネットワークを通して、庄内地域の持続可能な開発目標を推進し、消費者と生産者の枠組みを超え、行政も含めた持続可能な地域づくりに向け協力して取り組みます。
協定には、連携・協力事項として(1)食の安全・安心、(2)健康と福祉の向上、(3)環境保全、(4)自然エネルギーの振興、(5)農業振興、(6)地域のまちづくりの推進など、全12項目を盛り込みました。
市役所で行った締結式では丸山至市長、当JAの田村久義組合長、生協庄内親生会の新田嘉七理事長、生活クラブ事業連合生協連の伊藤由理子会長が協定書に署名しました。
締結式で丸山市長は「産地と消費者が互いに持続可能な社会を維持できることを目標に、より連携を深めていきたい」とあいさつ。庄内親生会の新田理事長は「FECの循環を推し進め、4者の連携をより強固なものにしていきたい」、生活クラブ生協の伊藤会長は「庄内地方は食の産地であり心のふるさと。行政と協同組合のパートナーシップは世界的にも大きな動き。今後どんな循環が生まれるか期待する」と述べました。
田村組合長は「FECはJAの総合事業そのもの。酒田市の持続可能な地域づくりと発展にJAならではの視点を持って協力していく」と話しました。
▲JA職員と出荷する啓翁桜を確認する高橋専門部長(左)
啓翁桜が出荷本番を迎えています。当JA花き部会花木専門部では約10年前から春節に合わせて輸出用の啓翁桜を出荷しています。
啓翁桜は株式会社オークネット・アグリビジネスへ出荷し、同社によって各国の販売店へ販売されます。今年は6人の生産者が1月17日から1月31日までに約2万2,000本を出荷しました。
1月24日、東部選果場には318ケースの啓翁桜が集まりました。同専門部の高橋正幸専門部長は「現地は暖かいので、販売するときに合わせて咲くよう調整を徹底している。品質の良い桜を作り続けて、海外へJA庄内みどりの啓翁桜の魅力を発信していきたい」と意気込みを語っていました。
▲合格への願いを込め1,000袋をご祈祷しました ▲思いを込めた合格祈願米を手渡しました
JA庄内みどり農政対策推進協議会は高校受験を控えた中学3年生を応援しようと、合格祈願米として真空包装した管内産特別栽培米「つや姫」を酒田市と遊佐町の中学校8校に贈りました。
合格祈願米は12月23日に鶴岡市の鶴岡天満宮の宮司によるご祈祷を行い、パッケージはお守りをイメージしたJAオリジナルのもの。
田村久義組合長は1月7日に酒田市教育委員会へ贈呈した後、13日には遊佐中学校で3年生代表の本間幹野さんに直接手渡し、「合格祈願米を食べて受験を勝ち抜き、夢を叶える第一歩につながることを願っている」と激励しました。
▲北の若関(右)と八角親方(左)に記念品を贈ったJAの田村組合長と(株)みどりサービス吉村社長
JA庄内みどりは12月17日、酒田市出身の北の若関(齋藤大輔さん)の十両昇進を記念して勝利を願った管内産「はえぬき」6俵と、(株)みどりサービスのしょうゆ15升、みそ15?を贈呈しました。
同日、北の若関および所属する八角部屋の八角親方(元横綱北勝海)は、酒田市役所を表敬訪問し、丸山至市を含む関係者へ十両昇進を報告。(株)平田牧場、山形県漁業協同組合など6組織が記念品を贈呈しました。
北の若関は、「酒田市民に勇気を与えられるような取り組みをしていきたい。親方の言うことを聞き、1番でも多く勝てるように頑張りたい」と話しました。北の若関のさらなる飛躍を支える後援会が発足し、発会式も行われました。
松本揮一さん・久子さん(遊佐町杉沢) 県ベストアグリ賞受賞
松本揮一さん・久子さん夫妻が令和3年度山形県ベストアグリ賞を受賞し、12月8日に県庁で表彰されました。地域の環境を活かし優れた経営を実践している先駆的な農業者などを表彰し、県農業の振興・発展を図ることが目的です。
松本さん夫妻は平成12年にUターン就農。柿単一経営で、地域の生産者から管理できなくなった園地を借り受け規模拡大。高付加価値化や販路拡大を図ってきました。地域の柿生産者3人で行う干し柿加工では、遠赤外線乾燥技術を確立。庄内地域全体の干し柿生産の品質向上に貢献しました。環境保全型農業に率先して取り組んでおり、令和3年2月、会長を務める遊佐町庄内柿特別栽培研究会で山形県版GAP認証を取得しました。
松本揮一さんは「受賞できて大変うれしい。これからも研究会の仲間と切磋琢磨して高品質な柿を栽培していきたい」と笑顔を見せていました。
▲表彰状を手に喜びの表情の那須さん
那須純一さんが令和3年度大高根農場記念山形県農業賞を受賞し、11月24日に山形市で表彰されました。この賞は県農業の振興発展に尽くした功績が顕著で、模範とされる農業者を表彰するものです。
那須さんは現在繁殖・肥育一貫経営で繁殖牛40頭、肥育牛70頭を飼育しています。平成12年には県内で初めて稲発酵粗飼料(WCS)の生産と利用を開始。また、主食用米の刈取後の時期に収穫した稲をWCSにすることで、肥育牛の給与に適した飼料となり、高品質な牛肉が生産できることを全国に先駆け実証。遊佐町内のカントリーエレベーターで発生したもみ殻と牛糞を混合した完熟堆肥を地域の農家向けに供給し、環境保全と資源循環型農業の推進にも貢献しました。
那須さんは「受賞でき大変光栄。これからも賞に恥じない生産活動を行っていきたい」と喜びを語りました。
▲慣れない作業も丁寧に行いました
当JAは10月下旬〜11月下旬にかけて入組6年未満の職員を対象に農作業実践研修を行いました。延べ55人が長ねぎと庄内柿の選別作業などを体験しました。
11月15日には松山営農課の佐藤史音さんと酒田みなみ支店金融課の五十嵐愛華さんが長ねぎの選果作業を行いました。研修後、「生産現場を体験し、より身近に農業を感じた。この経験を生かし日々の業務に励みたい」と話しました。
この研修は農業に触れ、仕事の本質を知ることでJA職員としての役割を再確認してもらうことを目的に毎年実施しています。
▲優勝旗を受け取り笑顔の弘前聖愛チーム
当JAは11月6日と7日に光ヶ丘野球場とサンスポーツランド遊佐で、JA庄内みどり旗杯中学硬式野球大会を開きました。日本リトルシニア中学硬式野球協会東北連盟山形県支部に加盟する酒田、新庄、山形、おいたま(米沢)の4チームと招待した弘前聖愛(青森)チームの計5チームが参加。熱戦の結果、弘前聖愛チームが優勝しました。
閉会式では田村久義組合長が表彰を行い、優勝した弘前聖愛チームに当JA産「はえぬき」60?を手渡しました。その他、努力を称えるために製作した優勝旗も今年初めて贈呈しました。
当JAは地域貢献の一環として、地域との交流や若者の健全育成を図ることを目的に大会を開いており、今年で8回目を迎えました。昨年は新型コロナウイルスの影響により中止したため2年ぶりの大会となりました。