▲ジベレリン処理は種なしぶどうにするために必要不可欠な作業です
JA庄内みどりぶどう出荷組合は5月25日、当JAが管理運営する大宮町のシャインマスカット栽培実証圃で大粒ブドウ「シャインマスカット」のジベレリン処理講習会を開催しました。
当日は70人の組合員が、ジベレリン処理のタイミングや手順、ポイントなどを確認しました。
今年の生育は例年より早く順調。酒田農業技術普及課の清野課長補佐は「園地の生育進度を確認し、適期に各作業へ入るように」と呼び掛けました。
同組合は今年、107人が約3・3haで栽培に取り組む。出荷時期は9月中旬から10月下旬を予定しています。
▲生育を確認するJA指導員と生産者
当JAの園芸指導員は、今月のメロン出荷を控え管内の圃場を巡回しました。5月23日は、浜中地区の圃場で「アンデスメロン」の果実の肥大状況を確認するとともに今後の栽培管理の指導をしました。
今年は定植時期から天候に恵まれ、生育は順調。今後は収穫まで昼夜の寒暖差を大きくし、糖度を乗せて仕上げます。園芸課の岡部恭祐指導員は「出荷まで栽培管理の指導を徹底し、例年以上のメロンを生産したい」と意気込みました。
生産者の早坂央さんは「丁寧な作業を怠ることなく高品質メロンを出荷したい。果実が割れないようかん水管理には細心の注意を払う」と話しました。
▲手際よく調理をしている利用者
▲おいしそうに孟宗汁をたべている利用者
グループホーム結いでは5月12日、旬の孟宗を使った孟宗汁作りを行いました。孟宗はJA福祉課の職員が遊佐町で朝採りしたものを使用。採りたての新鮮な孟宗を調理し、温かい孟宗汁を利用者9人と職員4人とで囲み、春の味覚を味わいました。
献立は孟宗汁と筍ご飯、キャベツの梅肉和え、ミカンの牛乳寒天の計4品。利用者は、孟宗の皮むきやシイタケ、厚揚げのカットなどできることを分担し、楽しく調理しました。利用者は「みんなで仲良く孟宗汁を作るのが楽しみだった」「孟宗が柔らかくておいしい」と笑顔で感想を述べていました。
▲新緑に囲まれながらウォーキングを楽しみました
第2回目のウオーキング倶楽部が5月27日に開かれました。今回の「新緑の鳥海高原家族旅行村」コースは標高550mの鳥海高原にある日本グラウンドゴルフ協会認定の公認コースです。
会員58人と職員2人の総勢60人の参加者はウグイスのさえずりを聞きながら色鮮やかなピンク色のタニウツギの花やワラビなどの山菜を見つけたり、鳥海山から流れる渓流に川魚を見つけたりと新緑の鳥海高原のウォーキングを楽しみました。
ウオーキング倶楽部ではJA管内の見どころを季節ごとに紹介できるように設定しており今年度は全7回開催を予定しています。
▲農家組合員の頼りとなる営農指導員に育てていきます
当JAでは昨年から若手営農指導員の現場指導におけるスキル向上を図るため「実証田プロジェクト」に取り組んでいます。北平田地区に16aの実証田を設け、若手営農指導員がベテラン職員の指導のもと田植えから稲刈りまでを体験するプロジェクトです。
5月9日には第一過程である田植えを体験し、田植え機への苗のセッティング、操作方法などを学びました。
酒田きた営農課の齋藤創営農指導員は「田植え機に乗り、機械の構造や運転の難しさを体で感じられた。今後の研修も実りのあるものになるようしっかり取り組んでいく」と話しました。5月下旬は除草剤散布や草刈り、6月下旬には作溝培土、9月下旬は稲刈りと計5回の実践研修を予定しています。

▲講演を行う鈴木指導員
当JAは3月29日に玉姫殿でJA庄内みどり農業生産法人連絡会議通常総会を開きました。管内の農業生産法人と情報提供として講演を行った㈱ファームフロンティアの藤井弘志取締役会長、JA関係者ら76人が参加し、令和4年度の事業報告のほか令和5年度事業計画を確認しました。
総会後、藤井会長とJA園芸課の鈴木康平営農指導員がそれぞれ講演。藤井会長は「規模拡大対応戦略-農業法人モデル育成事業について」と題して人材育成のための研修やコンサルタント事業、スマート農業を利用した土づくり事例を紹介しました。鈴木康平指導員は「土地利用型作物サトイモの栽培について」実例を挙げながら栽培スケジュールや安定生産のポイントを紹介しました。

▲楽しみに待っていた打ち立てそば
3月9日、当JAデイサービス結い・なかひらたでは昼食に「そば振舞」を行いました。毎年2回、中平田そば愛好会の7人が、「挽きたて・打ちたて・ゆでたて」のおいしい蕎麦を味わってもらおうと善意で振る舞っていただくものです。かき揚げ付きの暖かい蕎麦22人分を提供した同愛好会の佐藤吉行会長は「愛情を込めて打ちました。どうぞおいしく食べてください」と挨拶し、この日を楽しみに待っていた利用者は、できたての蕎麦に舌鼓を打っていました。当JAデイサービスの佐藤文管理者は「コロナ禍の中、地域の方との交流ができ、ご利用者もこの時を待ち望んでいた」と喜びを語りました。
夏には冷たいそばが振る舞われます。
▲出荷本番を前に出荷規格を確認する生産者たち
当JAは3月28日、JA東部選果場で春芽アスパラガスの出荷目ぞろえ会を開きました。生産者や酒田農業技術普及課、選果人、JA職員など約25人が参加し、本格出荷を前に出荷規格の確認をしました。
目ぞろえ会ではJA担当者が出荷規格や調整方法を説明し、今後の管理について、酒田農業技術普及課から「例年より高温であることを考慮し、多めの水分管理を行い、萌芽しやすい環境づくりに努めてほしい」と指導を受けました。
当JAでは40人が4・6haで作付けを行っている。6月下旬から夏芽の出荷に切り替わり、10月までに65tの出荷を見込んでいます。
▲農機担当者の説明を聞く来場者
JA庄内みどりと(株)みどりサービスは3月15日、17日、18日の3日間、みどり農機センターと北部農機センターの2会場で合同展示会「春一番フェア」を開きました。農機具や生活資材メーカーなど25社が参加。3日間で892人が来場しました。
主要メーカーの最新トラクターや田植え機、溝切り機などのほか、自動車、ガス器具などの生活必需品が展示されました。また、GPS搭載のトラクターの試乗会が行われ、最新技術について担当者が来場者に説明しました。
展示会は、農作業シーズン本番に向け準備に役立ててもらおうと毎年開催しています。
▲5年度は、新規盟友の確保やWebを活用した幅広い地域への食農教育活動の実践で、さらなる発展を目指します
当JA青年部は3月12日、酒田きた支店で第29回通常総会を開きました。47人が出席し、令和5年度の事業計画など全6議案が承認されました。初めに「良質米コンクール」で最優秀賞に輝いた新堀支部と後藤優介さん(新堀支部)を表彰し、健闘を称えました。
役員改選では飯塚卓矢委員長(きた支部)が再選され「一致団結し継続的かつ安定的な農業環境を整えよう」と力強くあいさつしました。総会終了後、株式会社アクアソリューションズ代表取締役CEOの佐藤嘉さんが「微細気泡技術の生産性UPにつなげる現場実装の考え方」と題して講演。農業への活用を検討しました。
JA庄内みどり女性部は3月11日、本所で第29回通常総会を開きました。来賓を含めた132人が出席し、令和5年度の事業計画などが承認されました。
役員改選では、3期6年にわたり支部の再編などの組織改革に取り組んだ?橋久美子部長が退任し、新部長に阿波由紀さんが選ばれました。退任のあいさつで?橋前部長は、「部員の減少が顕著となる中、多くの意見を聞きながら魅力的で参加しやすい事業運営と仲間づくりに頑張ってもらいたい」と話しました。
総会終了後は3年ぶりとなる講演会が行われ、落語家六華亭遊花氏の話芸に会場は和やかな笑いに包まれました。
役員改選での他の役員は次の通り。
▽副部長=村井輝子(新)、佐藤玲子(新)▽幹事=池田生子(新)、大井 文(新)、三浦千恵子(新)▽監事=?橋久美子(新)、佐藤ゆり(新) (以上敬称略)
▲おめでとうございます!
当JAの佐藤清隆理事(松山)は地域の中核で活躍する若手農業者として庄内地域農林水産業若者賞を受賞しました。3月1日に県庄内総合支庁で表彰式が行われ?橋正美総合支庁長から賞状を受け取りました。
佐藤理事は、農地の利用集積を進め、集落の約8割の営農を担うなど中核的な担い手として奮闘。水稲を中心とした経営面積のうち、3割を飼料用米へ転換するなど、農業機械の効率的な利用で、収益性の高い水田経営を実現させました。また、当JA理事として小学校への食育活動の橋渡しをするなど、地域活動でさまざまな役割を担っていることが評価されました。受賞した佐藤理事は「今後も農業を守り、地域へ貢献していきたい」と語りました。
ベトナムを訪問 領事館への表敬訪問および啓翁桜贈呈
管内の啓翁桜生産者、当JA、酒田市の5人は2月12日〜17日にかけて、ベトナムのホーチミンを訪問しました。2月15日には総領事館を訪れ、啓翁桜の販売プロモーション、そして輸出に向けた現状の説明を行いました。今年はベトナムとの国交開始50周年を記念し、管内産の啓翁桜を渡邊信裕総領事へ贈呈しました。また、現地の花屋の視察を行い啓翁桜の今後の課題を検討したほか、他品目を提案するなど実りのあるベトナム訪問となりました。
当JAは8年ほど前から株式会社オークネット・アグリビジネス(東京)を通じて香港やベトナムへ啓翁桜の輸出販売を行っています。
▲当JAは防犯カメラの設置など防犯強化の取り組みに一層力を入れていきます
当JAを含む山形県内の15JAは、山形県警察本部から防犯環境の整備をはじめとした地域安全活動に貢献したとして感謝状を授与されました。
授与式は2月15日、山形市のJAビルで開かれ、JA共済連山形の折原敬一会長と、県内15JAの代表として山形県農業協同組合代表経営者協議会会長を務める田村久義組合長が山形県警察本部の丸山彰久本部長より感謝状を受け取りました。
当JAは昨年、山形県警察と安全・安心な社会の実現に向け「地域安全活動に関する覚書」を締結するなど、地域貢献活動を強化しています。田村組合長は「防犯カメラを設置することで犯罪防止の抑止力が期待できる。今後もJAは安心して暮らせるよう「くらし」と「命」
を守る活動に努める」と話しました。
▲栽培技術を説明する普及課職員
令和5年産の米政策に関する説明会が1月30日〜2月14日にかけて各地区16会場で開かれました。酒田市農業再生協議会と遊佐町農業振興協議会の事務局が米の「生産の目安」や経営所得安定対策などの単価や支援内容の変更点などについて説明。当JAは5年産米に関する基本的な考え方を説明しました。
山形県農業再生協議会から、酒田市農業再生協議会へ示された「生産の目安」は数量3万5,839tで、面積は5,845 ha。算定基準単収は10a当たり623?、水稲作付率56.05%、生産調整率43.95%。遊佐町農業振興協議会へは数量1万772tで面1,806ha。算定基準単収は10a当たり596?、水稲作付率57.2%、生産調整率42.8%と示しました。
▲栽培技術を説明する普及課職員
1月30日から2月17日まで、当JAでは令和5年産「つや姫」栽培技術研修会が開かれ、酒田きた支店会場には約30人の生産者が出席しました。
研修会では、県酒田農業技術普及課の職員が昨年高収量だった優良事例を参考に、令和5年産からは初期茎数確保後は早目に中干しに入り、適正な茎数と籾数を確保し、最後までしっかり水管理することが大切と呼び掛けました。その後、営農課職員が令和5年産みどり型特別栽培米施肥防除体系について説明を行い、栽培に向けての留意事項や使用する肥料
農薬などを確認しました。
管内では654人がつや姫栽培認定を受けており、「つや姫」のブランドを守り、庄内みどり産の高品質・良食味米を消費者へ届けたいと意気込んでいました。
▲受賞おめでとうございます
JA全農山形が主催する「農業機械各コンテスト」の表彰式が2月16日、庄内JAビルで開かれました。同コンテストは、県内JAの農機担当者約50人を対象に営業力の向上・技術力の強化を図ろうと企画。「シェア拡大」「修理整備」「共同購入農機推進」の3つのコンテストを同時開催し、当JAからは5人の職員が受賞しました。それぞれJA全農山形生産資材部の丹直栄部長、各メーカーより賞状を贈呈されました。
受賞者の結果は次の通りです。(敬称略)
シェア拡大コンテスト・総合部門 優秀賞=今野智(北部農機)、優良賞=斎藤知之(みどり農機)、村上正誠(酒田きた農機)、シェア拡大コンテスト・銘柄別取扱部門 井関の部=千葉慎(みどり農機)、ヤンマーの部=今野智(北部農機)、共同購入農機推進コンテスト・優良賞=今野智(北部農機)、斎藤知之(みどり農機)、川村敏範(みどり農機)
▲鍬入れをする田村組合長
当JAは近年の農業機械の大型化や業務効率化を考慮し南部農機センターの増改築を行います。2月1日、増改築工事の地鎮祭が開かれ、JA役員と理事、設計を担当したJA全農山形、施工関係者など計20人が出席し、本格的に始まる建設工事の安全を祈願しました。
神事では、JA全農山形山形県本部の高橋幸紀副本部長、田村久義組合長、施工者で株式会社丸高の高橋剛代表取締役社長がそれぞれ鎌、鍬、鋤入れを行いました。田村組合長は「小型機械から大型農機まで迅速に修理・整備対応が可能になる。これまで以上に多くの組合員の皆さんから利用いただきたい」と話しました。
同センターは、既存の事務所を改修し整備場を拡大することで効率性、組合員に対するサービスの向上が期待できます。改修後の整備工場の床面積は203平方メートルで現在の約1.25倍。令和5年6月の完成を予定しています。
▲現場力の重要性を語る金田名誉教授
高温対策、肥料高騰対策の技術と持続可能な農業を展開していくための人材育成、地域づくりについて理解を深めようと山形おいしさ極める!米づくりプロジェクト庄内地域本部などは1月10日、三川町のいろり火の里文化館なの花ホールで「2023米づくりフォーラムin庄内」を開きました。「一歩先行く庄内稲作をめざして」をテーマに、庄内地域の米生産者、関係機関、JA職員ら約180人が参加し
ました。
秋田県立大学の金田吉弘名誉教授は「高温気象を克服し、肥料高騰を乗り切る稲づくり」と題し講演。肥料散布の効果を説明した上で「土壌環境の整備が、安定した収量確保への一番の近道。稲、土壌をしっかり観察し判断する『現場力』が今後の米づくりには必要不可欠」と提言しました。
山形大学農学部の小沢亙教授は「米どころ庄内の明るい未来へ」と題し講演。経営耕地規模が大きい組織の圃場管理法や効率性を追求した作業法の取り組み事例を紹介し、「将来の担い手が抱えると予測される耕地面積は地域内で担うことが可能。そして作業方法次第で担える面積も広がる」と希望を語りました。
その他、同本部主催の「食味米コンクール」の表彰式が行われました。
▲工事の安全・無事故・無災害が祈願されました
庄内北部エリアの米集出荷の拠点となる「庄内北部ライスステーション」の新築工事祈願祭が12月28日、上田コミュニティーセンターで行われました。当JAの田村久義組合長と佐藤浩良理事の他、県内JAグループや行政、関係機関など35人が出席し、新築工事の無事と安全を祈願しました。
新施設の建設場所は上田CEの北隣で山居倉庫の代替施設としてJA全農山形が建設するもの。延べ床面積8 万8883平方メートル、最大収容力1万6060tで来年9月に竣工予定です。完成後は、山居倉庫(7200t=12万俵)の2倍以上の収容力となります。
田村組合長は「当JAを含めた北庄内エリアの倉庫の老朽化、集荷対策としてフレコンパック・パレット集荷移行による経費圧縮を図り、倉庫利用の集約を検討する」と話しました。
▲園児にエールを送り、「つや姫」10kgを提供しました
当JAが2014年からJA共済地域貢献活動の一環として協賛している「第37回園児サッカー大会」が1月15日、国体記念体育館で開かれました。酒田地区サッカー協会が主催で、サッカーに親しんでもらうとともに子どもたちの運動推進を目的としています。信用部の佐藤修部長が開会のあいさつで園児にエールを送り、出場した全16チーム(151人)へそれぞれ、管内産米「つや姫」10kgを提供しました。
同協会の矢口伸一会長は「この大会をきっかけに色んなスポーツに興味を持ち、取り組んでもらいたい」と語りました。
今回は、新型コロナウイルス禍の影響から3年ぶりに開催。熱戦の結果、「わかくさかなりやAチーム」(若草幼稚園年長チーム)が優勝しました。
▲ベトナム生花小売店に飾られた啓翁桜
1月11日、当JA東部選果場では、香港やベトナムの旧正月「春節」に向け、人気の高い輸出用の啓翁桜の集荷が行われました。
当JAの啓翁桜は株式会社オークネット・アグリビジネスによって輸出国の生花店に届けられます。気温が高い現地用に適切に調製された、小さな花芽が膨らみ始めた60〜165cmの啓翁桜を、1月31日までに昨年より1000本多い、2万2000本を出荷しました。
同専門部の高橋正幸専門部長は「コロナ禍が収束しない中でも経済活動の再開によって出荷数が伸びている。生産者一同気を引き締めて高品質の啓翁桜を作り、海外へ発信したい」と意気込みを語りました。
▲【写真左】酒田市教育委員会鈴木和仁教育長(右)に手渡す田村組合長
【写真右】コロナに負けず自信を持って受験してくださいと激励しました
JA庄内みどり農政対策推進協議会は高校受験を控えた管内の中学3年生を応援しようと、合格祈願米を酒田市と遊佐町の中学校8校に贈りました。
合格祈願米は、管内産の特別栽培米「つや姫」を、お守り袋にデザインされた当JAオリジナルパッケージで真空パックしたものです。「高校受験に自信と希望を持って臨み、楽しく充実した高校生活をおくって欲しい」との願いを込め、昨年12月23日に鶴岡天満宮(鶴岡市)よりご祈祷していただきました。
田村久義組合長は1月6日に酒田市教育委員会に892パックを贈呈し、同10日には菅原寛志専務が遊佐中学校を訪問し、生徒代表の佐藤悠翔さんと土門夏々花さんに80パックを手渡しました。
尾形英樹さんが、第45回山形県牛枝肉共進会優秀賞2席に入賞し、11月21日に山形市の(株)山形県食肉公社で表彰されました。
県牛枝肉共進会は、県産の黒毛和牛(山形牛)の枝肉の肉質を競いあい、県内の農協や食肉公社などで作る山形肉牛協会(事務局=JA全農山形)が生産者の飼育技術向上を目的に開催するものです。
県内一円から黒毛和種130頭が出品され、審査員が牛枝肉審査基準に基づき、サシの入り具合などを審査した後、同日の競りにかけられました。優秀賞2席を受賞した尾形さんは、「全国でも品質レベルが高い県産黒毛和牛(山形牛)の中で、私の出品した牛が2席に入ったことは、本当にうれしいことです。これからも皆さんに喜ばれる高品質の肉牛を育てていきたい」と喜びを語りました。
株式会社和農日向が令和4年度東北農政局長賞・県ベストアグリ賞を受賞し、12月7日に県庁で表彰されました。県ベストアグリ賞は地域の環境を活かし優れた経営を実践している先駆的な農業者や団体を表彰し、本県農業の振興、発展を図ることを目的としています。また、その中で特に優秀と認められた法人のひとつとして東北農政局長賞を受賞しました。
(株)和農日向は、平成19年に株式会社として設立し、中山間地域の農地保全および地域農業の維持・発展に尽くしました。さらに、稲WCS・籾米SGSを生産し、地域内耕畜連携の確立と環境保全型農業の推進に貢献したことなどが評価されました。
代表取締役の阿曽千一さんは「受賞は身に余る光栄。これからも中山間地域の環境保全と若者が定着できる地域づくりに貢献したい」と喜びを語りました。
当JAは11月17日、18日の2日間、「秋のふれあい展示会」を酒田ひがし支店2階の特設会場で開きました。会場では、ラ・フランスやリンゴの特売をはじめ寝具類、白アリ防除・湿気対策などのリフォーム商品、マルノー山形の商品や全農の農作業着などのほか、眼鏡、ミシン、化粧品、健康器具等の関連企業が数多くの特価商品を展示販売しました。
初日の17日には、開店前から多くの来場者でにぎわい、2日間で268人が来場しました。当JA経済部の佐藤暢次長は「多くの来場者に感謝します。来年も喜ばれるよう豊富な品ぞろえでお待ちいたします」などと話しました。
▲庄内柿が海外進出!
当JAでは10月6日と10月31日、庄内柿を東南アジアに輸出する試験を行いました。脱渋前の庄内柿に棒状の固形エチルアルコールを同梱し、約2週間の輸送中に脱渋する方法でシンガポールとタイへ輸出されました。
今回の試験は、食品の輸出・輸入を手掛ける(株)アライドコーポレーションをパートナーとし(株)ジェイエイてんどうフーズの協力を得て実施され、販売戦略強化と生産コスト高騰対策の一環として取組むことが目的です。試験結果は果肉の硬さ、脱渋ともに良好でとても良い状態での販売に結びついております。
柿は東南アジアで生産されておらず、果肉の食感と甘みが人気です。当JAの柿は輸出先の量販店「ドン・キホーテ」を中心に販売されます。
▲3年ぶりのJAまつり!
JAまつりが3年ぶりに開催されました。遊佐(10月16日)、八幡(10月30日)、松山(11月6日)の3会場で開かれ、たくさんの来場者でにぎわいを見せました。
遊佐では女性部の防災ブレスレット製作やA5ランクの山形牛を使用した山形牛弁当の販売。八幡では毎年恒例スペアリブの販売。松山では大抽選会が行われました。そのほかマルノー山形の商品、農産物の販売も好評でした。
来場者は「開催をずっと待ち望んでいた。来年はマスクの無い状態で飲食ができたらいいな」と話していました。