(社)酒田観光物産協会は1月25日、酒田市の酒田産業会館で「庄内柿干し柿サミット」を開催し、干し柿生産者や加工業者、飲食店関係者など約120人が参加しました。干し柿の料理や加工品の試食、生産者と実需者の情報交換を通じ、新たな商品企画や販路拡大につなげるのが目的です。
初めに市内のレストランが干し柿の料理を提案。「白カブと干し柿のマリネ」「干し柿と野菜入りのピザ」などが並び、担当したシェフは「砂糖の代用として使え、自然な甘さが魅力」と話しました。干し柿の試食では18の個人・グループが25の商品を出品。互いの商品を試食したり、食品メーカーや飲食店関係者らと情報交換していました。生産者は「乾燥機から出すタイミング、湿度管理などに気を使っている」「他の参加者の技術に感心した。ぜひ取り入れてみたい」と話していました。
庄内地方は柿の生産地としては北限。出荷時期の11月〜12月、首都圏にはすでに他県産の柿が出回っているため、主に北海道市場に出荷されています。首都圏での消費拡大を狙うには「加工品」での需要掘り起こしが重要で、同協会が中心となり取り組みが行われています。東京都内の女子大学生らが企画し、地元加工業者などが商品化するブランド「庄内柿ぷらす」の展開もその一つ。干し柿のトリュフ風チョコ「ちょこっとパッシモン」など、新しい感性と地元加工業者の技と工夫で作られた商品は観光物産館「酒田夢の倶楽」などで好評を得ています。今回は加工品の中でも「出荷時期の調整がしやすい」「他県産との競合が回避できる」「加工品製造には干し柿の供給増が急務」などの理由から干し柿に着目し、初のサミット開催となりました。
写真=生産者と加工業者などが情報交換
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