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最新情報 : シャインマスカット産地育成へ 複合経営で農家所得向上を
当JAは皮ごと食べられる種なし大粒ブドウ「シャインマスカット」の産地育成に乗り出しました。基幹作物が水稲であるJAの強みを生かし、水稲育苗用ハウスなどを利用した「アーチ栽培」での取り組みを推奨。今年から本格的に栽培を始め、収穫が始まる3年後の出荷を目指しています。シャインマスカットは高級果物として贈答用での人気が高く、山形県内では置賜地方での栽培が盛ん。県はシャインマスカットの主産地である山梨県や長野県よりも遅場産地であり、高単価取引が見込めるため生産拡大を推進しています。
「アーチ栽培」は初心者でも高度なせん定技術を必要とせず、既存ハウスを使用できるため導入経費も安価なのが特徴。ブドウの葉の展開は水稲苗の生育に影響が少ない上、水稲栽培との労働力競合も少なくハウスを有効活用できるメリットもあります。JA管内では現在、16人で栽培に取り組んでおり、12月に苗木約200本を配布し、1月に定植作業を済ませました。
JAでは昨年、管理方法や技術指導を学ぶため、園芸課や園芸支援推進班の職員らが県内外のシャインマスカット産地に足を運び、研修を積みました。定植前は県酒田農業技術普及課の協力で苗木の植え付け講習会を開き、定植後も栽培管理講習会やJA職員らによるほ場巡回を実施するなど、初心者でも安心して取り組めるよう同普及課と連携したバックアップ体制の整備を進めています。JAは今後、農家の苗木代や生産資材費への助成、JA独自の支援事業でハウスの貸与、酒田市との栽培実証圃(ほ)の設置などを検討しており、農家への支援策や栽培環境を整えて複合経営を後押しし、所得向上につなげる方針です。
(写真提供=山形県酒田農業技術普及課)
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