庄内地区の米の新たな可能性を探りながら「食と農」の価値や魅力を再認識しようと、山形県や食育県民運動・地産地消推進本部、県米粉利用拡大プロジェクト推進協議会は3月19日、三川町のいろり火の里なの花ホールで「食育・米粉フォーラムin庄内」を開催しました。生産者や食育・米粉関係者、JA関係者など約200人が参加し、伝統野菜を素材にしたドキュメンタリー映画の鑑賞やパネルディスカッション、米粉商品の試食などを通して食と農の関連性や米粉の活用方法などについて理解を深めました。
第1部では、子どもたちに食や農の重要性を伝えるために制作された映画「在来作物で味覚のレッスン」の鑑賞とパネルディスカッションを実施。食育インストラクターや飲食店の代表者など4人が「やまがたの『食の豊かさ』とそれを支える『農』の再認識」をテーマに、活動の原点や食に対する思い、豊かな食生活の方向性について意見を交わしました。鶴岡市のやさいの荘の家庭料理「菜ぁ」の小野寺美佐子さんは「家族で食事をすることは親子関係を育てることにもなり、食の力の偉大さを感じる」と話し、やまがた食育ネットワークの岡田まさえさんは「これからの健康作りや高齢化社会に対応した食生活は米が支えていく。大人は米を食べることで作られる健康な体を子どもたちに示していくべき」と強調しました。
第2部では、庄内地区のJA女性部や県内の食品製造会社など12団体が米粉のお菓子や加工品などを提供する試食コーナーや米粉料理の実演コーナーなどが設けられ、参加者は興味のあるコーナーをまわりながら米粉の活用方法を学んだり、出展者や他の参加者との情報交換をしたりして交流を深めました。試食コーナーでは当JA女性部も「米粉のチヂミ」を提供し、「冷めてももちもちしておいしい」と好評を得ていました。当JA管内の参加者は「米粉を使った加工品の種類の多さに驚いた。食感もきめ細かく、調理方法次第では活用の幅が広いことを学んだ」と満足そうに話していました。
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