実需者ニーズに沿った品種選定や栽培体系を実需者と一緒に確立し、庄内地方に適したすし好適米を探求しようと昨年4月に発足した当JA寿司米研究会は1月28日、酒田市のすし店「すしまる」で今年度試験栽培した「笑みの絆」の新米試食会を初めて開催しました。にぎりずしにした「笑みの絆」の味や品質を確認しながら今年度の栽培を振り返り、来年度の作付けや会の活動について検討しました。
「笑みの絆」は2011年に新潟県の中央農業総合研究センターで育成された新品種。すしのために作られた品種と言われ、適度な粘りとあっさりした食感が特長。今年度は同会の会員でもある農事組合法人「ビーンズ本楯」の生産者2人が約1・2haで栽培し、田植え後の好天などで生育は順調に推移しました。生産者は茎が細い品種特性を考慮して水管理に注意を払いながら、JAや酒田農業技術普及課のアドバイスを受けて栽培し、今年度は約7トンの収穫量をあげました。また、同研究会では生産者の努力や米づくりについて知ってもらおうと、飲食店関係者を招いたほ場視察を実施したり、生育状況を知らせる会報誌「すし研通信」を発行したりするPR活動にも努めてきました。
来年度は、新たに同会以外の消費者を対象にした試食会や、手巻き寿司、海鮮丼などの料理別試食会の開催を予定している他、飲食店向けにポスターを作成し、認知度の向上を図っていきます。さらに、2月10日からは当JAの農産物直売所みどりの里山居館で「笑みの絆」を数量限定で販売することが決まっており、一般消費者向けのPRにも徐々に力を入れていく方針です。
試食会には同会会員やJA、行政機関などから約15人が参加。試食した飲食店関係者は「口の中で米粒がほぐれる食感が良い」と話していました。
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