乳児のすこやかな成長と健康を願うとともに、若い世代に伝統行事の大切さを伝えようと、当ＪＡは12月７日、西荒瀬支店で「一升餅だよ〜すくすく赤ちゃん大集合」を開催しました。一升餅は乳児の満１歳の誕生日を祝う伝統行事。人間の「一生」と重さの「一升」をかけて「食べ物に一生困らないように」との願いから、乳児に背負わせて歩かせるものです。
　イベントには管内に暮らす生後８カ月から１歳６カ月までの乳児とその家族ら39組、約１００人が参加。乳児らは風呂敷に包んだ一升餅を背負い、１年の長さに見立てた３６５cmのじゅうたんの上を歩きました。餅の重さに転んだり泣き出したりする乳児もいましたが、家族の手を借りながら周囲の声援を受けてゴールまで辿り着くと、会場から盛大な拍手を受けていました。また、ゴール地点には乳児の将来を占うおもちゃが並び、「電卓・そろばんなら商売人」「ボールならスポーツ選手」など、乳児が手にしたおもちゃを見て喜ぶ家族の姿が見られました。