当JAは2月28日、地域の中核的な担い手や稲作で大規模経営を目指す生産者で組織する、庄内みどり農協「千俵の会」を設立しました。新たな農業・農村政策で担い手への農地集積や大規模経営への加速が予想される中、当JAの事業を通じて生産者が稲作技術や農業経営で互いに切磋琢磨し研さんできる組織を立ち上げ、未来の農業を見据えた大規模経営での安定生産と所得向上につなげようと決意を固めました。
同会の現在の会員数は151人。おおむね10ha以上の米の作付けがあり、当JAに千俵以上の売り渡しがある生産者が対象ですが、今後千俵以上の売り渡しを目標に、規模拡大を目指している生産者も入会可能です。同会は会員主導型の事業展開が基本で、良食味米の生産や有利販売に関すること、会員相互の親睦を深める活動に取り組みます。初年度は技術研修会や取引先との交流会を実施するほか、初秋に開催予定の当JA米全量集荷販売推進大会への参加も予定しています。
また、同会の設立に際し、当JAは来年度から大規模生産者を対象に個別専任指導を強化する独自の「営農TAC活動」を実施します。地域の中核を担う大規模生産者に出向くことを専門に、営農指導員と連携した技術指導や経営診断・相談等の体制を整えます。さらに、各営農課に「農地集積センター(仮称)」を設置し、行政や関係機関の協力を得ながら効率的な農地集積を進めるほか、会員の栽培技術向上や販売先、消費地との交流等の拡大に関わるサポートを充実させ、生産者と一体となった取り組みで大規模経営の安定に向けた体制を確立していきます。
同日、同会は酒田市のガーデンパレスみずほで発足会と設立総会を開催し、当JA役職員や会員をはじめ、同市、遊佐町、JA全農山形などから約120人が出席して会の設立を祝いました。当JAの担当者が設立の主旨や事業内容などを説明したほか、記念講演や研修会も行われました。また、設立総会では役員選任が行われ、会長に山木茂さん(新堀)、副会長に伊藤幸治さん(遊佐)を選出し、出席者は新たな営農事業での飛躍を誓いました。
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