みどりエリアは庄内平野が広がる水資源に恵まれた地域です

 JA庄内みどりの管轄エリアは、山形県庄内地方の北部に位置し、約127,500人が住む1市1町(酒田市、遊佐町)からなる農村地帯です。当JAは平成6年4月に管内8つのJA組織が広域合併して誕生しました。
 管内北側では、鳥海山の雪解け水が日向川と月光川となって日本海へ注ぎ、南側を洋々と流れる山形県の母なる最上川は日本海へつながっています。これらを取水源とし、管内は大規模な灌がい水路と基盤整備された「庄内平野」が美しく広がっています。
 庄内空港、羽越本線、国道7号線、山形自動車道に加え、山形県の海上輸送の拠点である酒田港と酒田北港は、海外貿易を含めた要港として位置づけられています。

 

稲作を中心に複合経営の確立も進めています

 エリアは、比較的経営規模の大きな稲作が中心ですが、畑作においても長ネギや和梨、年間を通した花きの栽培などが盛んです。
 平野東部に広がる出羽丘陵では、畜産や庄内柿をはじめとする果樹、ウドやウルイなどの山菜の栽培が、日本海沿いに広がる庄内砂丘ではメロンやイチゴ、大根などの栽培が盛んで、一大園芸団地を形成しています。最近では、小玉スイカや枝豆、みず菜、アスパラガスの栽培などにも着手して、複合経営の確立を進めています。
 近年、生産者・作付面積ともに拡大している飼料用米・米粉用米などの新規需要米は、転作大豆の後作としても推進し、管内の大豆の安定生産と飼料用米の生産コスト低減や多収穫にも貢献しています。

組合長のあいさつ

 この度は、JA庄内みどりのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 また、平素はJA事業に格別のご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
山形県庄内地区は山形県の母なる最上川が洋々と流れ、日本海へつながっています。これらを取水源とし、管内は大規模な灌がい水路と基盤整備された「庄内平野」が美しく広がっています。
 当JAは「農業者と消費者」をつなぐ架け橋として、農業の未来と地域社会のために様々な事業を行っています。私たちは持続可能な社会と地域農業の実現に向け、役職員と組合員が一丸となり、「JAがなくてはならない」という存在であり続けたいと考えます。
 これからも「農業生産の拡大による農業所得の増大」、「地域特性を活かした農業振興」、経営基盤強化による地域貢献と地域活性化」を掲げ、最大メリットを還元できるよう努力していきます。このホームページをきっかけとして、より多くの皆様に、JA庄内みどりについて知っていただければ幸いに存じます。

代表理事組合長  田村 久義

シンボルマーク

シンボルマーク

 シンボルマークのグリーン部分はMIDORIの「M」と新緑萌ゆる山並みをイメージし、自然の生命観・フレッシュな躍動感を表現しています。
 下部のオレンジ部分は、大きな恵みをもたらす豊かな大地と、新しいフィールドを見据える眼、既成概念にとらわれることのない自由な発想を生む無垢な瞳をイメージし、行動力あふれる情熱を表現しています。

共同宣言事業

共同宣言事業

 JA庄内みどりは、生活クラブ連合会、遊佐町と共同宣言を締結し、共同事業を行っています。