遊YOU米の経緯

共同開発米とは

 共同開発米事業は、旧遊佐町農業協同組合と生活クラブ生協との共同事業として1988年(S63)から取り組まれました。その間、栽培の方法、品種の選定、価格の在り方、流通等、様々な角度から新たな方法を探ってきました。

 米を取り巻く環境は、輸入の由由化問題、市場入札制度導入による国内流通自由化への移行等、食糧としての位置付けからますます商材としての色彩が強まりつつあります。消費者の減少や銘柄指向を背景に、産地では環境や米の特性を無視した銘柄米の生産に乗り出したり、新品種による名声碓保の施策を講じており、その傾向は農業後継者問題や農地荒廃化の課題を抱えながらもますます加速されつつあります。

 こうした状況の中で、共同開発米事業は、米は食糧という認識に立って、産地においては、新たな品種作付けを含む複数品種対応で可能となる農業スタイルのメリットを追求し、生産者、消費者間提携による自主食管を確立することで、夢の持てる農業経営、地域農業の活性化を目指し活動を展開していきます。

 そのためには、作付け生産者が取り組む意義を確認すると共に、事業理解を図り、自らが主体的に参加し実践することが不可欠です。意欲ある部員の積極的な声と実践を期待するものであります。



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